資産を増やし、資産から収入を得る【Lesson2】

個人向けビジネス

収入を得る

収入は大きく2つあります。

自分が働くことによっての収入
自分以外からの収入

多くの人が、働くということで収入を得ていますが、それを②の自分以外から収入を得るように変えていきます。

 

 

 

資産とは、キャッシュを生み出してくれるもの(インカムゲイン)と考えます。
主なものは以下のとおりです。

○有価証券
株式
債券
投資信託(手数料が低いもの)
リート(上場投資証券)

○不動産
賃貸(アパート、駐車場など)

○ビジネス
オーナー(社長ではない。ビジネスの所有者。通常は株主)
ネットサイト(アフェリエイト、広告)
ECサイト(販売。半自動が望ましい)
ソーラー発電
自動販売機

○権利
特許
使用料
みかじめ料
名前貸し

○預貯金(とりあえず)

お金そのものはキャッシュを生み出さないので資産に分類しません。

 

 

まとめとして、労働以外にお金を増やす方法としては、以下の分類などに分けられます。

お金でお金を増やす。(有価証券など)
賃借でお金を増やす。(アパート経営など)
人を使ってお金を増やす。(ビジネスなど)
権利でお金を増やす。(特許など)
広告でお金を増やす。(広告看板など)
自動的な仕組み・機械でお金を増やす。(自動販売機など)

 

 

キャッシュを生み出してくれるものを資産とし、資産にお金をかけることを「投資」と言います。

 

投資は株を売買することだけではありません。

 

どれにしても、資産から収益を得るには勉強をしてくことが必要です。

 

まずは、月100円でいいので、収益を得てみてください。

 

月100円位ならと思いがちですが、知識がないと、100円すら収入を上げることが出来ないのです。

 

もし、100円の収入が得られるようになったら、次は1000円です。その次は10000円と、収入を増やしていけばいいのです。

 

 

投資金額と利益

次に、投資金額も考えていきます。

 

100万円を投資し、年間2万円を得たとしましょう。

 

例えば、ある自動販売機を100万円で買ったら、年間2万円の利益が出るとします。(実際はこんなことはないと思います。)

 

もし、この100万円は、戻ってこないものとした場合、100万円を年間2万ずつ受け取るのと同じ意味になるので、回収には50年間かかることになります。

 

仮に自動販売機が中古で売れるとしても、自動販売機の価値はどんどん下がっていきますから、最後には価値が無くなります。

 

まったく意味が無いとまでは言いませんが、別の方法にしたいところですよね。

 

 

株式投資で考えてみましょう。

 

 

東証一部上場企業全部の配当利回りは、現在のところ(2016年現在)、1.9%です。
2%としましょう。

 

つまり、TOPIX(東証一部上場企業全部)を100万円買うと、2万円の配当がもらえます。(税金で20%前後かかりますが、ここでは、税金等考慮せず計算します。)

 

しかし、東証一部上場企業全部の企業の価値がゼロになることは、ほぼありえませんので、先ほどの、100万使って回収できない場合とは意味が違います。

 

東証一部上場企業がもっと収益を上げれば、価値が上がるかもしれません。

 

仮に購入価格から半分になってしまったとしても、売って50万円、配当で50万なので、25年間で回収できることになります。(半分になっては困りますが)

 

これなら、まだいいかもしれません。

 

ただ、半分で計算しましたが、例えば、ゴジラが襲ってきて、日本が壊滅できな状況になるかもしれませんから、それ以下になる可能性もあります。分散は必須ですね。

 

 

 

さて、ここで、言いたかったことは、ROI(投資利益率)を気にして欲しいということです。

 

つまり、投資に対して、どのくらいの利益が得られるのかということになります。

 

おおよそ5%以上を1つの目安としましょう。

 

なお、有価証券の場合は、配当利回りだけではなく、価値も含め考えます。

 

 

 

どのくらいの資産があればいいのか?

月20万円で生活できる人なら、年間240万円があればよいことになります。

 

4800万円の資産があると、5%の利回りで240万円が得られます。

 

つまり、月20万円で生活できる人は4800万円の資産があると、ほぼ、働かなくても十分な資産ができたということになります。

 

4800万円は大きな金額ですね。

 

しかし、4800万円という現金を持っていなくてもいいのです。

 

収益を生み出す仕組みを作っていけばいいのですから。

 

月20万円の収益を得られる仕組みが4800万円の価値があるんですということです。

 

自動販売機で240万円の収益が得られるのであれば、あくまでも目安ですが、その自動販売機は、最大4800万円の価値があるということになります。

 

収益を生み出すスキルが重要

では、手取りで240万円をもらう人の価値は4800万円なんでしょうか?

 

人の価値は決められません。
しかし、スキル(教養や訓練を通して獲得した能力)がなければ、価値は低いでしょう。

 

 

あなたの収益を生み出すスキル ≒ あなたの資産

 

 

勉強してスキルを上げていなければ、資産を増やすことは出来ません。

 

収益を生み出す勉強にお金をつかう必要があります。

 

すぐに儲かる話がネットにあふれていますが、収益が得られるところには必ずプロも参戦していて、知識もなく参戦すれば、収益を得られないどころか、やられてしまうことを知っておくべきです。

 

 

まずは、スキルの向上にお金を使います。お金が無いなら、図書館や立ち読みでも、知識を得られますから、自己投資をして勉強するべきです。

 

自己投資とは、あなたが収益を生み出すスキルを増やすことです。

 

収益に結びつかない資格の勉強をしたり、英会話を学んだりすることにお金を使うことではありません。

 

スキル向上、つまり、実践教養お金と時間を使う

 

そして、正しいお金の使い方正しい時間の使い方が必要です。

 

必要以上の貯金はありえません

 

お金を正しく使ってください。

 

正しいお金の使い方が、収益を生み出します。

 

次は、お金の使い方を考えます。

 

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